フィラリア予防コストを抑えたいならジェネリックが有効!フィラリア予防薬のジェネリックを紹介!

フィラリア予防コストを抑えたいならジェネリックが有効!フィラリア予防薬のジェネリックを紹介!
フィラリア症は、昔から日本で猛威を振るっている感染症です。
最悪の場合、根本治療ができない上に愛犬の命に関わるため発症しないよう予防することが最善の対策です。
 
しかし、フィラリア予防薬は価格が高いものが多く、その値段の高さで悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。
最近ではフィラリア予防薬のジェネリックが登場しており、愛犬のフィラリア予防で発生するコストを抑えることができるようになっています。
フィラリア予防薬のジェネリックにはどのようなものがあるのか、どれくらい安く抑えられるのか、ご説明します。

 

フィラリアの予防期間はいつからいつまで?

疑問
フィラリア症の予防期間は、基本的に5月上旬から12月下旬までのおよそ8ヶ月間です。
蚊を多く見かけるようになるシーズンから後ろへ1ヶ月ずらして予防薬の投与を開始し、蚊をあまり見かけなくなってから1ヶ月後に最後の投薬をすることで予防します。
 
ですが、これはあくまでも基本的な場合で、お住まいの地域によって詳細な予防期間は前後するため、注意が必要です。
たとえば、比較的気温が高い地域では蚊を多く見かける時期が長いため予防期間も長くなりますし、反対に寒い地域では蚊を見かけなくなるまでが早いので予防期間が短く済むこともあります。
基本的には5月~12月中までは予防する必要があると覚えつつ、お住まいの地域に合わせた期間、予防を行いましょう。

参考元:フィラリア・ノミダニ予防シーズン到来!

 

フィラリアの予防にかかる費用は?

フィラリア予防薬にはさまざまな種類があり、使用する薬の種類や愛犬、愛猫の体重などによって、予防費用は大きく異なります。
ですが、毎年8ヶ月間は予防を行わなければならないと考えると、1年間予防するだけで結構な費用がかかってしまいます。
最近ではフィラリア予防は通年でしたほうがいいという意見も増えてきているため、できるかぎりフィラリア予防にかける費用を抑えたいとお考えの方も多いことでしょう。
フィラリア予防には大体どれくらいの費用がかかるのか、いくつかの例をご紹介します。

 

レボリューション

レボリューションは、ゾエティスジャパンが製造・販売しているフィラリア予防薬です。
有効成分としてセラメクチンが配合されているスポットタイプの予防薬で、肩甲骨の間に滴下するだけでフィラリア予防を行えることで人気を集めています。
また、安全性が高くコリー系の犬種に対しても安心して使えるので、該当する犬種と暮らしている方々からも選ばれています。
気になる費用については1回で2,000~2,500円となっています。

 

カルドメックチュアブル

カルドメックチュアブルは、ベーリンガーインゲルハイムやメリアルが製造・販売しているフィラリア予防薬です。
有効成分としてイベルメクチンとピランテルが配合されており、フィラリアだけでなく回虫や鈎虫といった内部寄生虫も同時に予防できるのが特徴です。
また、簡単に投与できるチュアブルタイプを採用して作られているため、薬が苦手な愛犬に対してもおやつのような感覚で簡単に投与できると人気を集めています。
費用は1回1,100円前後となっており、レボリューションよりも安価にお使いいただけます。

 

フィラリア予防薬をジェネリックにすればどれくらい安くなる?

安い
すでに軽く触れているとおり、フィラリア予防薬は新薬だけでなくジェネリックも販売されています。
日本ではあまり浸透していませんが、ジェネリックは新薬と同じ有効成分を配合して作られています。
変更されている点は、より投与しやすくなっていたり、添加物が変わっていたりと、効果には関係ない部分なので、得られる効果は新薬とほとんど変わりありません。
 
しかし、ゼロから有効成分を開発していない都合上、新薬よりも安い価格で購入することができます。
そのため、ジェネリックの予防薬を使うことで全体的なコストを抑えることが可能です。

 

レボリューションのジェネリック

スポットタイプのフィラリア予防薬の代表格といえるレボリューション。
レボリューションにもさまざまなジェネリック医薬品が存在しており、リーズナブルな価格でその効果を得ることができます。
レボリューションのジェネリックにはどのようなものがあるのか、3商品ご紹介します。

 

レボスポット

レボスポットはAsle pharmaceuticalsが製造・販売しているレボリューションのジェネリックです。
有効成分はレボリューションと同じくセラメクチンで、愛犬や愛猫の皮膚に滴下することでフィラリアとノミを同時に予防します。
速乾性のため、投薬から2時間後にはシャンプーやスキンシップも普段どおり行えます。
 
小型犬用の3本入りのもので1箱4,860円(1本あたり1,620円)で取り扱われています。
 

 

セラフォーテ

セラフォーテは、SAVAVETが製造・販売しているレボリューションのジェネリックです。
さまざまなペット向けの医薬品を取り扱っている製薬会社で作られており、多くの方々に活用されているため安心してお使いいただけます。
子犬・子猫用、猫用、超小型犬用、小型犬用の4種類が作られているため、愛犬や愛猫の体重に適したものをお選びいただけます。
 
小型犬用の6本入りのもので1箱8,960円(1本あたり1,493円)で販売されています。
 

 

セレホールド

セレホールドは、Krkaが製造・販売するレボリューションのジェネリックで、有効成分にはレボリューションと同じセラメクチンが配合されています。

そのため、レボリューションと同等の効果を安価な価格で得るられます。
月に1回の滴下でフィラリアやノミを駆除、予防することができ、耳ダニの予防効果にも期待できます。
レボリューションと同様にスポットタイプを採用して作られているので、飲み薬が苦手な愛犬や愛猫にもスムーズにお使いいただけます。
 
気になる価格は小型犬用3本入りのもので1箱5,360円(1本あたり1,789円)となっています。
 

 

カルドメックチュアブルのジェネリック

レボリューションと同様に、カルドメックチュアブルもさまざまなジェネリック医薬品が作られています。
どれも手軽に購入することができ、動物病院で処方してもらう手間を省きながら愛犬のフィラリア予防ができます。
カルドメックチュアブルのジェネリックの中からオススメの3商品をご紹介します。

 

ストロングハートプラス

ストロングハートプラスはSAVAVETが製造・販売しているカルドメックチュアブルのジェネリックです。
カルドメックチュアブルと同じ有効成分であるイベルメクチンとピランテルが配合されており、フレーバーも同じ牛肉風味が採用されています。
しかし、肝心の価格はリーズナブルなのでお得にフィラリア予防を行えます。
 
小型犬用6錠入りのもので1箱4,560円(1錠あたり760円)で販売されています。
 

 

キウォフハート

キウォフハートもSAVAVETが製造・販売しているカルドメックチュアブルのジェネリックです。
有効成分であるイベルメクチンとピランテルがフィラリアの幼虫や内部寄生虫に作用し、死滅させることで予防効果を発揮します。
チュアブルタイプではなくタブレットタイプですが、嗜好性が高いミートフレーバーがついているので、食事に混ぜても気づかれにくく投与しやすいのが特徴です。
 
小型犬用の6錠入りで1箱3,960円(1錠あたり660円)というリーズナブルな価格でお使いいただけます。
 

 

ハートプロテクトプラス

ハートプロテクトプラスは、バジルが製造・販売しているカルドメックチュアブルのジェネリックです。
投与することによって有効成分のイベルメクチンとピランテルが作用し、愛犬の体内に侵入したフィラリアの幼虫や回虫、鈎虫、鞭虫を死滅させます。
日本向けに作られた製品なのでパッケージや説明書が日本語表記になっており、英語にあまり自信がない方やはじめて海外製のフィラリア予防薬を使う方にも安心してお使いいただけます。
 
大型犬用6錠入りで1箱4,000円(1錠あたり667円)で販売されています。
 

 

まとめ

愛犬のフィラリア予防は、日本で犬と暮らしていくにあたって必ず行わなければならない予防のひとつです。
地域によって細かい違いはありますが、大体5月上旬から12月下旬までのおよそ8ヶ月間がフィラリア予防のシーズンで、この時期は定期的にフィラリア予防薬を投与する必要があります。
フィラリア予防薬は動物病院で簡単に処方してもらうことができますが、最近ではフィラリア予防薬のジェネリックも登場しており、通販などで購入することができます。
 
ジェネリックは価格が安く、先に発売された新薬と同等の効果に期待できるため、フィラリア予防で悩みがちな金銭的な負担を緩和しつつフィラリア予防をすることが可能です。
フィラリア予防薬のジェネリックを上手に活用し、費用を抑えながら愛犬をフィラリア症の脅威から守りましょう。