猫のノミダニの駆除薬・予防薬おすすめランキングBEST5!室内猫でも対策は必須!
愛猫の健康を脅かす存在としてフィラリアを予防されている方は少なくありません。
ですが、愛猫の健康を脅かすのはフィラリアだけではありません!
ノミやダニなどの寄生虫も愛猫の健康を脅かします。また、ノミヤダニはさまざまな感染症を媒介することもあるため、愛猫だけでなく飼い主の健康をも脅かす可能性があります。
こちらのページではそんなノミやダニを駆除したり予防したりするためのオススメの薬やノミヤダニが媒介する感染症などについて紹介していきます。
猫にとって大敵のノミやダニ
猫にとって気を付けるべき寄生虫はフィラリアだけではありません。ノミやダニも猫の命に関わる病気を引き起こすことがあります。
そこで、まずはこのノミやダニにはどういった種類がいるのか紹介していきたいと思います。
ネコノミ
猫に寄生するノミの種類として、最も多いのがネコノミです。
屋外のさまざまな場所で生息しています。屋外で人や愛猫、野良猫などに付いたネコノミが屋内に入って繁殖し屋内で生息していることもあります。
ネコノミの基本情報はこちら
ネコノミ |
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体長 |
1.5~3mm |
生息場所 |
公園、道路際、庭など |
生息時期 |
4~12月 特に、7~8月に活発になる |
参考元:ネコノミ
ネコノミは猫ひっかき病と呼ばれる感染症を媒介することがあります。
猫ひっかき病の原因となるバルトネラ・ヘンセレと呼ばれる細菌を保有したノミが猫の血を吸い、血を吸われた猫が飼い主を引っ掻いたりすることで人に感染します。
また、原因菌を保有したネコノミが人に刺傷した時にも感染することがあります。
参考元:ネコひっかき病
マダニ
猫に寄生するダニは数種類いますが、その中でも特に気を付けるべきなのはマダニです。
マダニに関する基本的な情報はこちら
マダニ |
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体長 |
吸血前:3~8mm 吸血後:10~20mm |
生息場所 |
山林、川原の土手などの草むら |
生息時期 |
1年中 特に、春から秋にかけて活発になる |
参考元:マダニにご用心
基本的には屋外の山林や草むらなどで生息しており、近づいたペットや人に寄生します。
マダニは吸血後に体長が10mm以上にもなるため、吸血後は目視も容易にできます。
このマダニは重症熱性血小板減少症候群や猫ヘモバルトネラ症、Q熱といった感染症を媒介します。
特に重症熱性血小板減少症候群は人にも感染する上、死亡リスクも低くない感染症であるためマダニは適切に対策を行う必要があります。
ミミヒゼンダニ
猫に寄生するダニにはミミヒゼンダニと呼ばれる種類もいます。
ミミヒゼンダニの基本情報はこちら
ミミヒゼンダニ |
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---|---|
体長 |
0.5mmほど |
生息場所 |
野良猫、野生動物 |
生息時期 |
1年中 |
ミミヒゼンダニは特定の宿主だけに寄生することがなく、ミミヒゼンダニに寄生されている動物と愛猫が接触することで感染してしまいます。
そのため感染している動物から人へ感染することもあります。ただし、人に寄生することはないため、一時的に感染するのみとなっています。
名前にミミと入っている様に耳に寄生するダニで、寄生されると耳疥癬や耳ダニ症と呼ばれる感染症を引き起こします。
【猫版】ノミやダニによって感染する感染症
猫に寄生するノミやダニを媒介として感染する感染症の種類は様々です。
ここからはノミヤダニを媒介として感染する感染症について詳しく紹介していきます。
こうした感染症の中には、ノミから猫、そして猫から人へ感染するものもあるため、飼い主としても適切に把握しておくことが大切です。
ノミによる感染症
ノミを媒介として感染する感染症として猫ひっかき病があります。
ノミから猫、そして猫から人へと感染する感染症で、猫にひっかかれたり噛まれることでひっかかれた部分が化膿したり、リンパ節が腫れたりします。
また、瓜実条虫症と呼ばれる寄生虫症を媒介することもあります。こちらも人へと感染する可能性があるため注意が必要です。
特に猫ひっかき病は酷い場合は鶏卵ほどの大きさまで腫れあがってしまいます。そのため、猫だけでなく飼い主も十分に気を付ける必要があります。
参考元:ネコひっかき病
ダニによる感染症
ダニが媒介する感染症はノミと比べて多いだけでなく、命を脅かす危険な感染症もあります。
ダニが媒介する感染症として
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
- 猫ヘモバルトネラ症
- Q熱
- ライム病
などがあります。
中でも、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)には注意しておく必要があります。
SFTSウイルスを保有したマダニに噛まれることで感染する感染症で、日本の重症熱性血小板減少症候群患者の致命率は約30%となっています。
死のリスクを伴う感染症であるため、マダニ対策は十分に行う必要があります。
その他の寄生虫による感染症
ノミやダニ以外の寄生虫から猫へと感染する感染症はいくつかあります。
回虫に寄生することで起きる回虫症、蚊を媒介として感染するフィラリア症などがあります。
回虫は母子感染するリスクもあるため、親子で飼育しているような場合にも注意が必要です。
また、フィラリア症は犬と比べて感染率自体は犬よりも低くなっていますが、感染した場合は犬と違って突然死などのリスクが高くなっています。
特にフィラリアは命に関わるケースも珍しくないので適切な対策が必要といえます。
参考元:猫回虫とは・・・!
参考元:猫のフィラリア症
室内飼いの猫でもノミダニ対策は必要?
愛猫を室内飼いしている方は少なくありません。
室内飼いの場合、屋外で生息するノミやダニに寄生されるリスクがないから対策をしなくてもいいと考える方は多いのではないでしょうか?
実は、ノミヤダニは室内飼いの場合でも対策する必要があります!
ここからは室内飼いでも対策が必要な理由を紹介していきます。
室内飼いでも危険がたくさん!
猫を室内飼いしている場合でも、ノミやダニに寄生されてしまう可能性はあります。
理由は非常に単純で、飼い主自身が屋外からノミやダニを持ち込んでしまう可能性があるためです。
飼い主が外出先でノミやダニに吸血され、それに気づかず帰宅した場合、屋内へノミやダニが持ち込まれてしまいます。
そうして屋内に侵入したノミやダニが愛猫へと寄生することがあるのです。
市販グッズによる対策はほとんど効果なし!?
現在、愛猫に対して使えるノミダニの対策グッズは多数、市販されています。
そうしたグッズを用いることで対策することは可能です。しかし、こうした市販の対策グッズでは100%完全に対策をするといったことはできません。
確実な対策をするためにはノミダニ駆除薬や予防薬を使用する必要があります。
ノミ・ダニの予防や対策ができるグッズは市販されていますが、特に効果かはありません。ノミ・ダニの駆除薬は通販で販売されているので、ぜひ検討してみてください!
【猫用】ノミダニ駆除薬・予防薬ランキング
愛猫のノミダニ対策を行う場合に役立つノミダニ駆除薬や予防薬は今では非常にたくさんの種類があります。
多数の種類があるということは、それだけ選択の幅が広がるので良いことではあるものの、種類がありすぎて迷うといった側面もあります。
そこで、ノミダニ駆除薬や予防薬選びをスムーズに行えるようにノミダニ駆除薬・予防薬の人気ランキングを紹介します!
順位 | 商品名 | 容量 | 取扱単位 | 販売価格 | 形状 | リンク |
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1
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フロントラインプラス
|
3本 | 1箱 | 6560円 | スポット オン |
商品詳細ページへ |
2
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フィプリストコンボ猫用
|
3本 | 1箱 | 4660円 | スポット オン |
商品詳細ページへ |
3
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ブラベクトプラス猫用
|
0.4ml | 1箱 | 7360円 | スポット オン |
商品詳細ページへ |
4
|
フロントライン・スプレー
|
100mL | 1本 | 4560円 | スプレー | 商品詳細ページへ |
5
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エリナEP
|
200mL | 1本 | 2660円 | シャンプー | 商品詳細ページへ |
1位「フロントラインプラス」
ノミダニ駆除薬・予防薬の人気ランキング1位に輝いたのは「フロントラインプラス」です。
ドイツの製薬会社であるベーリンガーインゲルハイムが製造・販売するスポットタイプのノミダニ駆除薬・予防薬です。
有効成分であるフィプロニルはノミやダニを駆除し、S-メトプレンはノミの卵が孵るのを阻害して卵から孵ったノミが寄生するのを予防します。
スポットタイプなので薬液を塗布するだけで簡単に使えるという特徴があります。
気になる価格は3本入りが6,560円(1本あたり2,187円)となっています。
2位「フィプリストコンボ猫用」
ノミダニ駆除薬・予防薬の人気ランキング2位は「フィプリストコンボ猫用」となっています。
こちらはスロベニアのジェネリックメーカーであるKrkaが製造・販売するスポットタイプのノミダニ駆除薬・予防薬です。
フロントラインプラスのジェネリックであるため、フィプロニルとS-メトプレンを配合しています。
フロントラインプラスと同じ成分を配合しているため同様の効果に期待できるという特徴があります。
価格は3本で4,660円(1本あたり1,554円)となっており、安価なのも特徴といえます。
3位「ブラベクトプラス猫用」
人気ランキング3位は「ブラベクトプラス猫用」です。
こちらはMSDが製造・販売するスポットタイプのオールインワンタイプの駆除薬・予防薬です。
有効成分であるフルララネルがノミやダニに作用して死に至らしめます。またモキシデクチンはフィラリアや猫回虫などの内部寄生虫を麻痺させて駆除します。
ノミダニの駆除作用だけでなくフィラリアの予防も同時に行えるだけでなく、フルララネルによるノミダニ駆除効果が3か月持続するといった特徴があります。
価格は1本あたり7,360円となっており、少し高価になっています。
4位「フロントライン・スプレー」
フロントライン・スプレーがノミダニ駆除薬・予防薬ランキング4位となっています。
こちらはフロントラインプラスと同じベーリンガーインゲルハイムが製造・販売するスプレータイプのノミダニ駆除薬・予防薬です。
フロントライン・スプレーにはフィプロニルが有効成分として配合されており、ノミダニの駆除は可能ですが。S-メトプレンは配合されていないのでノミの卵への効果はありません。スポットタイプよりも更に投与が容易になっています。
価格は1本あたり4,560円となっており、フロントラインプラスと比べると高価です。
5位「エリナEP」
ノミダニ駆除薬・予防薬ランキングの最後に紹介するのは「エリナEP」です。
こちらはインドのアーユルヴェーダ由来の天然ハーブなどを配合した商品を販売するHimalayaが製造・販売するシャンプーです。
昆虫の忌避作用があるユーカリや抗真菌作用があるニームといったハーブが配合されており、ノミやダニの予防をサポートします。
医薬品とは違い天然由来成分で作られているため副作用リスクが少なくなっていますが、効果面では医薬品には劣ってしまいます。
価格は1本2,660円となっています。
まとめ
こちらのページでは猫のノミダニ駆除薬や予防薬について紹介してきました。
ノミダニは愛猫や飼い主の健康を脅かす存在であり、命に危険を及ぼす感染症を媒介することもあります。
ノミダニ予防のために猫を室内飼いしていたとしても、飼い主が外出すればノミダニの寄生を完全に防ぐことはできません。
また、現在ではさまざまな対策グッズも登場していますが、そうしたグッズを使って対策したとしても完全に防ぐことはできなかったりします。
だからこそ、数多くの種類がある駆除薬や予防薬を適切に用いて対策を行うことが肝心です。
駆除薬や予防薬選びに迷った時は是非、人気ランキングをご活用ください。