レボスポット(犬用)

フィラリア症を予防する場合の使用方法

事前に愛犬の体重を測り、体重に適した種類のレボスポットを用意します。
月に1回、肩甲骨前方の背面部の被毛をかき分けて皮膚を露出させ、用意したレボスポットを直接皮膚につけて滴下してください。
このとき、ピペット1本分に入っている薬液を全て絞り出し、滴下し残しが出ないようにしてください。
蚊の活動開始後1ヶ月以内から、活動終了後から1ヶ月たつまで月に1回のペースで投与を続けてください。

ノミの寄生予防をする場合の使用方法

事前に愛犬の体重を測り、体重に適した種類のレボスポットを用意します。
月に1回、フィラリア予防の際と同様に肩甲骨前方の背面部の被毛をかき分け、皮膚を露出させてレボスポットを直接皮膚につけて滴下してください。
ノミの発生状況に応じて使用してください。

ノミの駆除をする場合の使用方法

事前に愛犬の体重を測り、体重に適した種類のレボスポットを用意します。
愛犬の肩甲骨前方の背面部の被毛をかき分けて皮膚を露出させ、用意したレボスポットを1回分、直接滴下します。
ノミの駆除を目的として使用する場合、1回の使用で十分な効果が期待できます。

ミミヒゼンダニの駆除をする場合の使用方法

事前に愛犬の体重を測り、体重に適した種類のレボスポットを用意します。
ノミの駆除目的の場合と同様に、愛犬の肩甲骨前方の背面部の被毛をかき分けて皮膚を露出させ、用意したレボスポットを1回分、直接滴下します。
しかし、滴下してから1ヶ月が経過しても十分な効果が得られない場合は、再投与することが望ましいとされています。

投与を忘れた場合の対処方法

フィラリア予防を目的に使用していた場合、投与し忘れてから6ヶ月以内に気づいた場合は、その時点ですぐに1回分を投与してください。
その後、6ヶ月が経過したあと、動物病院でフィラリア検査を受けて愛犬がフィラリア症に感染しているかどうかを確認してください。
投与のし忘れに気づいた時点で6ヶ月以上が経過していた場合は、フィラリア症を発症している可能性があるため、必ず動物病院へ連れていき検査を受けてください。
その後、検査の結果などを考慮しながら獣医師と相談の上、レボスポットの投与するのかフィラリア症の治療を行うのかといった判断を仰いでください。
ノミの寄生予防を目的に使用している場合、気づいた時点で1回分を投与します。
その後、翌月から普段どおりに投与を再開してください。

多く投与してしまった場合の対処方法

過剰投与すると効果が強まってしまい、副作用も強く出るおそれがあります。
誤って過剰に投与してしまった場合は、気がついた時点で動物病院へ連れていき、かかりつけの獣医師の診察を受けてください。