【2024年最新版】猫用フィラリア予防薬ランキングBEST10
命の危険もあるフィラリア。
このフィラリアは犬だけが予防していればいいと考える方も少なくありません。
ですが、実際には猫もフィラリア予防を行う必要があるのです。
こちらのページではそんな猫のフィラリア予防に使われる予防薬についてや、予防薬の入手方法などについて紹介していきます。
猫をこれから飼い始める方や飼おうと考えている方、既に飼っていて予防もしているけど予防薬の変更を考えている方は是非、ご覧ください。
目次
猫はフィラリア注射が使用できない
フィラリア予防を行う場合、犬のフィラリア予防で大きな注目を集めているのがフィラリア注射です。
このフィラリア注射は一度の注射だけで、1年間フィラリア予防をしなくても済むため、飼い主や飼っている犬にとって非常に負担の少ない方法となっています。
このフィラリア注射を猫に対しても使えれば非常に楽なのですが、フィラリア注射は犬用しかないため、猫にはフィラリア注射は使うことができません。
そのため、猫のフィラリア予防は予防薬を用いて適切に行う必要があります。
参考元:予防医療|たがわ動物クリニック
フィラリア注射に関する詳しい情報は「フィラリア注射とは?デメリットや注意点も理解しておきましょう!」のページでまとめています。
猫のフィラリア予防薬はどこで購入できる?
愛猫のフィラリア予防の予防をするために予防薬を手に入れたいと考えた時は、どうすれば手に入れることができるのでしょうか?
フィラリア予防薬を手に入れるには動物病院と通販サイトの2つの方法があります。
ここからは、猫のフィラリア予防薬の入手方法について紹介していきます。
動物病院
フィラリア予防薬を手に入れたいと考えた場合、誰もが思いつく方法といえば、この動物病院があげられると思います。
動物病院で予防薬を手に入れる場合は、動物病院で検査を受けた上で予防薬の投与をしてもらい、翌月分以降を処方してもらうというのが基本的な流れになったりします。
動物病院で予防薬をもらう方法には検査から投与、その先の分の処方まで一度の通院でしてもらえるメリットがあります。
その反面、動物病院の診療時間に時間を作って通院するという時間的な負担が大きく、診察費用や検査費用など費用面での負担も大きくなるというデメリットがあります。
通販サイト
一方、通販サイトを利用する場合、好みの予防薬をネットなどで注文して届いた予防薬を投与するだけです。
通販サイトではさまざまな種類のフィラリア予防薬を取り扱っているので、病院とは違って自身が希望するものを選択するといったことが可能です。
時間的な負担や費用的な負担はほとんどないというメリットがあります。その反面、フィラリア検査やフィラリア注射はできないというデメリットがあります。
そのため、通販サイトでフィラリア予防薬を購入する前に、まず病院で検査を受けたりするといった必要があります。
ドラッグストアでは販売されていない
フィラリア予防薬を手に入れる方法として動物病院とネット通販を紹介しました。
中には、ドラッグストアなどで売ってないの?と考える方もいらっしゃると思います。
フィラリア予防薬が農林水産省で「要指示医薬品」に指定されており、医師の処方箋がなければ購入できません。
そのため、フィラリア予防薬はドラッグストアでは販売していないので、動物病院やネット通販を利用して手に入れるしかないのです。
猫のフィラリア予防薬を選ぶ際のポイント
猫用のフィラリア予防薬は犬用のフィラリア予防薬と同様に数多くの種類があります。
種類が多いので、飼っている猫に合わせたものを選ぶことができるというメリットがある反面、どれを選べばいいのか分からなくなってしまうというデメリットもあります。
そこで、ここでは猫用のフィラリア予防薬を選ぶポイントを紹介します。
選ぶ際のポイントは大きく分けて5つ!
投薬方法 |
内服薬と外用薬から選ぶ |
---|---|
年齢、体重、状態 |
年齢や体重、猫の健康状態に合わせる |
成分 |
有効成分から選ぶ |
効果 |
フィラリアのみか他の寄生虫にも効果があるものから選ぶ |
価格 |
継続投与を行う上での負担の大きさから選ぶ |
上記のように、フィラリア予防薬を選ぶポイントは沢山あるため、飼い主にとって優先したいポイントからいくつかを考慮しながら選ぶことで適した予防薬を選ぶことが可能です。
フィラリア予防薬選びの詳しいポイントについては「フィラリア予防薬はどうやって選べばいい?適切な選び方と注意点をわかりやすく解説」で詳しくまとめています。
猫用のフィラリア予防薬人気ランキングBEST5
フィラリア予防薬を選ぶポイントを紹介しましたが、そうしたことを考えている余裕もないという場合もあるかと思います。
そこで、猫用のフィラリア予防薬の人気ランキングを紹介します。
人気ランキング上位の予防薬はそれだけ多くの方から支持を受けている予防薬ということで、初めての方でも安心してご利用いただけるかと思います。
順位 | 商品名 | 容量 | 取扱単位 | 販売価格 | 形状 | リンク |
---|---|---|---|---|---|---|
1
|
レボリューション
|
3本 | 1箱 | 6,960円 | スポット オン |
商品詳細ページへ |
2
|
レボスポット
|
3本 | 1箱 | 3,760円 | スポット オン |
商品詳細ページへ |
3
|
アドボケート
|
3本 | 1箱 | 6,360円 | スポット オン |
商品詳細ページへ |
4
|
セレホールド
|
3本 | 1箱 | 4,960円 | スポット オン |
商品詳細ページへ |
5
|
ミルプラゾン
|
2錠 | 1箱 | 3,960円 | 錠剤 | 商品詳細ページへ |
1位「レボリューション」
猫用のフィラリア予防薬の人気ランキング1位となっているのは「レボリューション」です。
こちらは世界的なペットや動物用医薬品メーカーであるゾエティスが製造・販売するスポットタイプのフィラリア予防薬です。
セラメクチンを有効成分として配合しており、フィラリアや回虫、ノミや耳ダニなど幅広い寄生虫に対して効果を発揮してくれるという特徴があります。
肝心の価格ですが猫用のものは3本で6,960円(1本あたり2,320円)となっています。
2位「レボスポット」
猫用の予防薬2位は「レボスポット」です!こちら勘の良い人はお気づきかと思いますが1位のレボリューションのジェネリック医薬品になります。
こちらはインドの医薬品メーカーであるAsle pharmaceuticalsが製造・販売しているスポットタイプのフィラリア予防薬でパッケージなどが日本語表記で使いやすいという特徴があります。
レボリューションのジェネリックなので有効成分もレボリューションと同じセラメクチンとなっており、フィラリアやノミダニなどに対して効果を発揮してくれます。
猫用のレボスポットは3本入りが3,760円(1本あたり1,254円)となっており、レボリューションよりも安価です。
3位「アドボケート」
猫用フィラリア予防薬の人気ランキングベスト3に滑り込んだのは「アドボケート」です。
こちらは世界的に有名な製薬会社であるバイエルが製造・販売するスポットタイプのフィラリア予防薬です。
モキシデクチン、イミダクロプリドというふたつの成分を配合しており、モキシデクチンが線虫やフィラリアを、イミダクロプリドがノミを駆除して予防してくれます。
こちらは猫用が3本入りで6,360円(1本あたり2,120円)で、レボリューションよりも少し安価となっています。
4位「セレホールド」
フィラリア予防薬の人気ランキング4位となったのは「セレホールド」でした。
セレホールドはスロベニアに本拠を置く世界的な動物用医薬品メーカーであるKrkaが製造・販売しているスポットタイプのフィラリア予防薬になります。
このセレホールドの有効成分はセラメクチンで1位や2位のレボリューションやレボスポットと同じ成分を配合したジェネリックとなっています。
ジェネリックということで気になる価格ですが猫用は3本で4,960円(1本あたり1,654円)となっており、レボリューションよりは安価で購入が可能です。
5位「ミルプラゾン」
猫用のフィラリア予防薬、人気ランキングの最後に紹介するのは「ミルプラゾン」です。
こちらは4位のセレホールドと同じスロベニアのKrkaが製造・販売するフィラリア予防薬です。こちらはセレホールドと違って錠剤タイプです。
有効成分にはミルベマイシンオキシムとプラジクアンテルを配合しており、ミルベマイシンオキシムがフィラリアをプラジクアンテルが条虫などに対して効果を発揮します。
価格は猫用が2錠で3,960円(1錠あたり1,980円)となっています。
猫にフィラリア予防薬を投与する前にするべきこと
愛猫のフィラリアを予防するための予防薬の人気ランキングを紹介してきましたが、フィラリアの予防は予防薬を選べばそれで終わりというわけではありません。
そこで、ここからは予防薬を投与する前にするべきことについて紹介していくので、安心安全にフィラリア予防を進めるようにしましょう。
フィラリアの検査を受けておく
猫だけに限らずフィラリア予防をする場合には、事前にフィラリア検査を行うことが重要です。
フィラリア予防薬は要指示医薬品であるため、医師の診断や検査、処方箋が必要になります。
さまざまな検査を行った上で、予防薬を投与しても問題がないと判断された場合に予防薬の投与がスタートするため、事前にフィラリア検査を受けるようにする必要があります。
適切にフィラリア検査を受けておいて、スムーズにフィラリア予防をスタートすることができるようにしましょう。
「フィラリア検査は必要?フィラリア検査を絶対に受けるべき理由」ではフィラリア予防の前に必須となる検査についてまとめています。
フィラリア予防薬の副作用と対処法を知っておく
フィラリア予防薬を投与する前に知っておくべきことは、副作用と対処法を知っておくことは重要です。
どのような副作用があらわれるのかを把握しておくことで、副作用があらわれてしまった場合にすぐに察知することができます。
その上で、対処法を把握しておけば速やかに副作用の対処を行うことができるので、症状が悪化するのを避けることができたり、速やかに医師に相談する流れを作れます。
フィラリア予防薬の副作用に関する詳しい情報は「フィラリア予防薬の副作用には要注意!危険な副作用と対処法を解説」で解説しています。
まとめ
こちらのページでは猫のフィラリア予防薬について
- 予防薬を手に入れる方法
- 予防薬を選ぶ時のポイント
- 予防薬の人気ランキング
といったことを紹介してきました。
猫はそもそもフィラリアへの感染率自体は犬と比べて低くなっていますが、万が一感染してしまった場合には犬よりも酷い症状に悩まされてしまいます。
特に猫のフィラリア症は突然死などのリスクが高いため、思いもよらぬ別れが訪れてしまうこともあります。
更に、感染が発覚した場合に治療できる可能性が低くなっており、対症療法で予後を見守るしかできなくなるといったことも。
だからこそ、フィラリアの予防を適切に行って愛猫をフィラリアの感染から守ってあげることが大切です。