フィラリア予防薬は国内で市販されている?安全な購入方法と注意点を解説

フィラリア予防薬は国内で市販されている?安全な購入方法と注意点を解説「フィラリア予防薬ってドラッグストアで買えないの?」
「マツキヨやウエルシアに行っても見つからないんだけど……」
「楽天やAmazonで検索してもヒットしない」
 
というわけで、お困りの方もいるのでは?
実は、フィラリア予防薬は残念ながら日本国内で市販されていません。
 
でも、諦めないでください!
動物病院以外にも、合法的に安く買える方法があります。
 
この記事では、次のポイントを中心に詳しく解説します!

  • なぜ市販されていないのか
  • 病院に行かずに買う方法はあるのか
  • 安全に安く買うにはどうすればいいのか

 

【結論】フィラリア予防薬は国内の店舗では市販されていない

フィラリア予防薬は国内で市販されていない現在、日本国内においてフィラリア予防薬は市販されていません。
また、フィラリアがペットの体内にいるかを調べる検査キットも購入できません。
 
仮に、ドラッグストアなどに「フィラリアを予防できる」という市販品があっても、それは医学的な根拠に基づいたものではないため注意してください。
 

ドラッグストアでは買えない

「市販のフィラリア予防薬はないかしら」と思った飼い主さんの多くが最初に探すのが、ドラッグストアです。
しかし、残念ながらどのドラッグストアでもフィラリア予防薬は取り扱っていません。
マツモトキヨシも、ウエルシア薬局も、コスモス薬品も、サンドラッグも、ツルハシドラッグも、スギ薬局も……。
たとえ店内に「ペット用品コーナー」があるドラッグストアでも、置いてあるのはノミダニ駆除用のスプレーやシャンプーなどだけです。
フィラリア予防薬は一切取り扱っていません。
 

ペットショップ・ホームセンターでも買えない

「ペット用品が豊富なホームセンターなら?」と思われるかもしれませんが、こちらも取り扱いはありません。
コーナン、カインズ、ビバホーム、イオンペット……どこを探し歩いても見つからないでしょう。
 
一部のペットショップには獣医師が常駐していることもありますが、それでもフィラリア予防薬の店頭販売は行っていません。
獣医師がいても、診察(検査)を受けない限り販売することは法律で禁止されているのです。
 

楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングでも買えない

「実店舗がダメならネット通販で……」というのも、残念ですが……。
国内でアクセスできる大手通販サイトでは、フィラリア予防薬の販売は禁止されています。
楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングも全滅……メルカリやヤフオクにもありません(個人間取引も禁止されています)。
 
実際、これらのサイトで「フィラリア予防薬」と検索しても、出てくるのは市販のノミ・ダニ駆除薬や関連書籍のみです。
 
ちなみに、2008年頃までは楽天やYahoo!ショッピングで無許可販売していたショップもあったのですが、しっかり摘発され、閉鎖されました……。
 

なぜ?フィラリア予防薬が市販されていない2つの理由

「なんでどこにも売ってないの?」
「こっちは利便性を求めているだけなのに……」
 
そんな疑問・不満もあるでしょうが、フィラリア予防薬が市販されていないのには明確な2つの理由があります!
 

理由1:獣医師の診断が必要な「要指示医薬品」だから

フィラリア予防薬は、農林水産大臣が指定する「要指示医薬品」に分類されています。
 

【要指示医薬品とは?】
  • ・獣医師の処方箋なしでは販売禁止
  • ・人間の「処方箋医薬品」と同じ扱い
  • ・違反すると販売者が逮捕される

 
つまり、獣医師の診察と処方箋がなければ、誰も販売することができないのです。
 

理由2:事前のフィラリア検査が必須だから

フィラリア予防は検査とセットで行わなければならないというのも、市販品が存在しない理由のひとつです。
動物病院でフィラリア検査を行い、感染していないことを確かめてからでなければ、予防薬を投与することはできません。
なぜなら、仮に「実は感染している」という状態で予防薬を投与すると、ペットに危険が及ぶからです。
 
もし、感染した状態で予防薬を投与すると……。
1.体内のフィラリア幼虫が大量死
2.死骸が血管を詰まらせる
3.アナフィラキシーショック
4.最悪の場合、死亡
 
実際に、検査なしで予防薬を飲ませて愛犬が亡くなった事例が複数報告されています。
だからこそ、獣医師の診断が必要不可欠なのです。
 

【ちなみに…】海外では市販されている国もある

ヨーロッパの一部(イギリス、ドイツなど)やオーストラリアでは、フィラリア予防薬がドラッグストアで普通に売られています。
これらの国では、飼い主の自己責任で使用することが認められているためです。
一方、日本では安全性を最優先するため、獣医師の診断を必須としています。
 

【朗報】病院に行かずに買う方法がある!

フィラリア予防薬の購入は動物病院・海外通販どっちがよい?国内で流通しているフィラリア予防薬は、市販されていません。
しかし、海外通販(個人輸入代行)なら病院に行かずにフィラリア予防薬を購入できます!
 
ネット通販の一種ですが、こちらは合法。しかも、病院で購入するよりも安価に入手できます!
 

海外通販(個人輸入代行)とは?

海外では、フィラリア予防薬がドラッグストアで普通に売られています。
その海外の市販薬を日本に取り寄せる方法が「個人輸入代行」であり、楽天やAmazonで買うのと同じ感覚で注文できます。
その仕組みは、以下の通りです。
 
1.日本語サイト(わんにゃん薬局など)で注文
2.業者が海外から発送手配
3.税関を通過(合法)
4.注文から2週間前後で自宅に届く
 
「それって法的にはセーフなの?」と不安になるかも知れませんが、その点も問題ありません!
海外で市販されているものは日本の要指示医薬品ではありませんし、個人使用目的であれば動物用医薬品の個人輸入は認められています。
(転売などは厳禁です!)

参考元:医薬品等の個人輸入に関するQ&A

 

海外通販のメリット・デメリット

海外通販サイトで購入するメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット
価格が安い
通院のための費用や手間がかからない
いつでもスマホで注文できて手軽
デメリット
すべては自己責任
日本語の説明書が付属しない
受け取りまでに時間がかかる

動物病院で予防薬を処方してもらう場合、診察料として1,000〜2,000円、検査料として3,000〜4,500円がかかりますが、海外通販ならこれらの費用が一切かかりません。
海外製の安価なジェネリックを選べるのもポイントです。
 
一方で、海外通販で取り寄せた場合、副作用などが出てもすべては自己責任です。
また、海外から取り寄せる都合上、2週間程度かかるのも注意すべきポイントといえます。
その他、利用するサイトによっては粗悪品や偽造品をつかまされる危険があります。
信頼できるサイトを見極めることが非常に重要です。
 

【重要】海外通販でもフィラリア検査は必要

個人輸入代行を活用すれば、病院へ行かなくてもフィラリア予防薬を購入することは可能です。
しかし、少なくとも初回だけは絶対に検査を受けるべきです!
 
動物病院で検査だけを受ける(予防薬は海外通販で購入する)場合は、以下のような流れになるでしょう。
 
1.動物病院に電話
2.「フィラリア検査だけお願いしたい」と伝える
3.陰性なら海外通販で購入してOK!
 
※病院によっては「検査だけ」を断られる場合もありますが、複数の病院に電話すれば見つかります。
「検査だけで処方はしない」というのは病院にとって利益が少ないため断られることもありますが、飼い主の権利として検査だけを受けることは可能です。
 

【動物病院 vs 海外通販】徹底比較!

ここでは、中型犬(7.5~15kg未満)を例に、動物病院で処方してもらうパターンと、海外通販で購入するパターンの料金を比較してみました。

 

【動物病院】
  • ・検査&診察料:4,500円
  • ・フィラリア予防薬×9回(9ヶ月):31,500円
  • ・合計:約36,000円
【海外通販】

 
こうして見ると、差額は年間7,200円となります。
 

こんな人は動物病院を選ぶべき

以下のような場合は、海外通販よりも動物病院での処方が適しています。
 
・初めてフィラリア予防をする
初回は必ず検査が必要なので、そのまま病院で処方してもらうのが安心です。
 
・去年予防を忘れた月がある
1回でも飲み忘れがあった場合は、再度検査が必要です。
 
・愛犬が病気や高齢
持病がある、または高齢犬の場合は、獣医師の判断が必要です。
 
・安全性を最優先したい
「多少高くても、獣医師の診断を受けたい」という方は病院が安心です。
 
・投与方法を教えてほしい
初めての予防薬で、飲ませ方に不安がある場合は、病院で指導を受けられます。
 
・お金より安心感が欲しい
費用よりも「専門家のサポート」を重視する方は、病院が向いています。
 

こんな人は海外通販でもOK

以下のような場合は、海外通販がおすすめです。
 
・2年目以降のリピート購入
前年に予防を完璧に行い、検査で陰性だった方は、海外通販でも問題ありません。
 
・コストを抑えたい
年間7,000〜10,000円以上の差は大きいです。
 
・通年投与している(検査不要)
1年中予防薬を飲ませている場合、検査が不要になることがあります。
 
・多頭飼いで費用負担が大きい
2頭、3頭と飼っている場合、海外通販なら費用を大幅に抑えられます。
 
・病院が遠い/忙しい
通院に片道1時間かかる、または仕事が忙しくて病院に行けない方には便利です。
 
・自己責任で使用できる
万が一のトラブルも自己責任で対応できる方であれば、海外通販も選択肢に入れていいでしょう。
 

海外通販で安全に買うための3つの鉄則

海外通販を利用する際は、必ず守るべき3つの鉄則があります。
これらを守らないと、愛犬・愛猫の健康に重大な危険をもたらす可能性があります。
 

鉄則①:初回は必ずフィラリア検査を受ける

最も重要なのは、予防薬を投与する前にフィラリアに感染していないことを確認することです。
「病院に行きたくない」のはわかります。
でも、初回だけは絶対に検査を受けてください。
なぜなら、感染している状態で予防薬を飲むと、前述の通り死亡するリスクがあるからです。
 

鉄則②:体重に合った用量を選ぶ

フィラリア予防薬は体重に応じて用量が厳密に決められています。
間違った用量では、効果が得られなかったり副作用のリスクが高まります。
そのため、投与する前に体重をしっかりはかって、体重に合ったものを選ぶ必要があります。
 
ちなみに、コリー系の犬種(シェルティ、ボーダーコリー、オーストラリアン・シェパードなど)は、イベルメクチンという成分に過敏に反応することがあります。
該当する犬種の場合は、必ず商品説明を確認し、必要に応じて獣医師に相談してください。
 

鉄則③:信頼できるサイトを選ぶ

海外通販サイトの中には、偽造品や粗悪品を販売する悪質業者も存在します。
愛犬・愛猫の健康を守るため、信頼できるサイトを慎重に選びましょう。
信頼できるサイトを見分けるには、以下のポイントをチェックしてください。

  • 「100%メーカー正規品」など明記されているか
  • 運営会社名、所在地、代表者名などが明記されているか
  • 実際の購入者のレビューが多数掲載されているか
  • 問い合わせをしたときに、迅速かつ丁寧に対応してくれるか
  • 価格が安すぎないか(相場の半額以下は危険
  • 運営歴は?(10年以上の運営歴があるサイトは信頼性が高い

 
ちなみに、わんにゃん薬局では、100%メーカー正規品を、100%お届けいたします!
 

 

 

通販で購入できるおすすめフィラリア予防薬

ここからは、通販サイトで購入できるおすすめの犬用フィラリア予防薬についてタイプや特徴、安全性などを解説します。
 

ストロングハートプラス

ストロングハートプラスストロングハートプラスは、インドのペット用製薬会社であるサヴァ・ヴェットが製造・販売するチュアブルタイプのフィラリア予防薬です。噛み砕かせて投与することで、有効成分のイベルメクチンが血管内にいるフィラリアの幼虫を死滅させます。味と噛み応えがビーフジャーキーに似ているため与えやすいほか、フィラリア以外に回虫・鉤虫(こうちゅう)・鞭虫(べんちゅう)駆除にも有効な薬です。
こちらは、カルドメックのジェネリック医薬品であるため、安価でありながら高い予防効果と安全性が保証されています。
 
嘔吐・食欲不振などの副作用の発生は稀にあるものの、妊娠中の犬や生後6週間以降の子犬にも投与可能です。
 
価格については、小型犬用6錠が4,560円(1錠あたり760円)です。

 

ネクスガードスペクトラ

ネクスガードスペクトラネクスガードスペクトラは、チュアブルなチュアブルタイプのフィラリア予防薬です。
ドイツに本拠を置くベーリンガーインゲルハイムが製造・販売しており、ミルベマイシンオキシムがフィラリアの幼虫を駆除します。
犬が食べやすいソフトな噛み応えとミート風味が特徴の予防薬であり、1,342頭を対象にした調査では96.4%が食べたという結果もあります。
ノミ・マダニ駆除薬であるネクスガードに、フィラリアに効果がミルベマイシンオキシムが追加された薬であり、回虫・鉤虫・鞭虫といった消化管内寄生虫の駆除にも有効です。
生後8週間以降・体重1.8㎏以上の子犬から使用でき、価格は小型犬用3錠が7,200円(1錠あたり2,400円)です。
 

 

キウォフハート

キウォフハートキウォフハートはサヴァ・ヴェットが製造・販売するチュアブル錠タイプのフィラリア予防薬です。イベルメクチンを主成分としており、フィラリアと同時に、回虫・鉤虫・鞭虫も駆除できます。
錠剤にはミートフレーバーが添加されているので食いつきがよく、割線がついてるので分量の調整が容易になっています。
 
キウォフハートはカルドメックのジェネリックで妊娠中の犬や生後6週間以降の子犬にも投与できます。
価格については、小型犬用6錠が3,500円(1錠あたり約580円)です。

 

 

フィラリア予防薬の購入に関するよくある質問

ここからは、フィラリア予防薬の購入に関するよくある質問にお答えしていきます。
 

Q.動物病院でフィラリア予防薬だけを購入することはできる?

A.動物病院では、フィラリア予防薬のみの購入は原則不可です。
 
毎年の投薬シーズンの初回は、処方前に必ず血液検査と体重測定を受けなければなりません。
既に感染している犬にとっては重大な副作用を引き起こすリスクになます。
そのため、事前の検査は必要不可欠なものとなっています。
 

Q. 検査を受けずに通販で買うのは違法?

A. 違法ではありませんが、非常に危険です。
 
海外通販でフィラリア予防薬を購入すること自体は合法です。
しかし、検査を受けずに使用することは法律違反ではないものの、愛犬の命に関わる危険な行為です。
感染している状態で予防薬を飲むと、アナフィラキシーショックで死亡するリスクがあります。
「違法でなければいい」という問題ではありません。愛犬の命を守るため、必ず検査を受けてから使用してください。
 

Q. 楽天ポイントやAmazonポイントは使えない?

A. 使えません。
 
フィラリア予防薬は、楽天市場やAmazonなどの国内大手通販サイトでは販売されていません。
したがって、楽天ポイントやAmazonポイントを使うことはできません。
ただし、海外通販サイトの中には、独自のポイント制度を設けているところもあります。
利用するサイトのポイント制度を確認してみましょう。
 

Q. 海外通販で注文したら、届くまでどれくらいかかる?

A. 約2週間前後かかります。
 
予防シーズン(4月)が始まる前の2~3月には注文しておくことをおすすめします。
 

Q. 副作用が出たらどうする?

A. すぐに動物病院に連れて行ってください!
 
万が一、投与後に以下のような症状が出た場合は、すぐに動物病院に連れて行きましょう。
 
・嘔吐
・下痢
・食欲不振
・ふらつき
・呼吸困難

 
海外通販で購入した薬であることを正直に伝えれば、ほとんどの病院は診察してくれます。
緊急時は迷わず病院へ行ってください。

 

まとめ

フィラリア予防薬は要指示医薬品に指定されており、国内では市販されていません。
入手法は、動物病院での処方か、通販サイトで購入するかのどちらかです。
 
安全性を重視する場合は病院処方が最適ですが、コスト重視なら通販サイトでの購入が最適です。
こちらのページを参考に、自身のペットに合った最善の方法でフィラリア予防薬を入手してみてください。