フィラリア予防薬の投与は老犬にも忘れず行おう。高齢犬にオススメのフィラリア予防薬も紹介

フィラリア予防薬の投与は老犬にも忘れず行おう。高齢犬にオススメのフィラリア予防薬も紹介

高齢犬は体力の低下などを理由に外出の機会が減少したりするため、フィラリアの予防はしなくても良いのでは?と考える方も少なくありません。

こちらのページではそんな老犬や高齢犬とフィラリア予防について詳しく紹介していきます。

 

老犬や高齢犬のフィラリア予防の必要性

獣医

老犬や高齢犬に必要なさそうに思えるフィラリア予防ですが、老犬や高齢犬であってもフィラリア予防は欠かすことができません。

外出の機会が減ったとしても、屋内に蚊が侵入してフィラリアに感染する可能性はゼロではありません。

予防を怠ってフィラリアに感染してしまえば、取り返しのつかないことになる可能性もあります。

では、老犬のフィラリア予防を行う場合は、どういったフィラリア予防薬が適しているのでしょうか?

 

老犬に適したフィラリア予防薬の選び方

注射器

老犬は体力や免疫力などと共に、飲み込む力も低下してしまいます。

そのため、老犬のフィラリア予防には投与の際に飲み込む必要がないスポットタイプやフィラリア注射が適しています。

また、フィラリア予防薬のタイプだけでなく、老犬の健康状態や服用している薬に応じたものを選ぶことも重要です。

 

老犬におすすめのフィラリア予防薬

老犬に対して、おすすめのフィラリア予防薬が「レボリューション」や「アドボケート」です。

これらはいずれも皮膚に直接薬液を垂らすだけで効果を発揮するスポットタイプで老犬への負担も少ないです。

また、レボリューションやアドボケートはフィラリア予防と共に、ノミ・ダニの駆除効果を発揮する点もメリットです。

 

コスト面で予防薬を選ぶ方法もある

老犬のフィラリア予防に適した予防薬として「レボリューション」や「アドボケート」を紹介しました。

しかし、フィラリアの予防は継続が必須であることから費用負担を抑えるためにジェネリック医薬品を選択こするのもひとつの方法です。

わんにゃん薬局でのレボリューションとそのジェネリックであるレボスポットの価格を比較した表がこちら

1ヶ月分 3ヶ月分 6ヶ月分
レボリューション 2,087円 6,260円 10,560円
レボスポット 1,087円 3,260円 5,660円

※2025年1月の価格

ジェネリックであるレボスポットを使った場合、レボリューションを使った場合の費用と比べると半額程となって飼い主の負担を大きく抑えられます。

 

老犬に対する投与の方法と注意事項

ポイント

老犬のフィラリア予防にチュアブルタイプの予防薬を使う場合。

直接チュアブル錠を投与するのではなく、細かく砕いて食事に混ぜたりするといった工夫が必要不可欠です。

こうした方法であれば、飲み込む力が弱くなってしまった愛犬にも比較的容易にチュアブル錠を投与することができます。

 

投与前の健康診断でチェック

散歩

また、老犬にフィラリア予防薬を投与する場合は、投与する前に健康チェックをすることも重要になっています。

高齢犬になると免疫力が低下するため、病気を発症している可能性がゼロではありません。そのため、事前に健康診断を受けることで、フィラリア予防薬の投与が問題ないかの確認をするようにしましょう。

 

考慮すべき副作用

年齢を重ねた犬は副作用があらわれる可能性が高くなってしまいます。

そのため、フィラリア予防薬を投与した後に吐き気や下痢、食欲不振や元気消失などといった副作用が見られた場合には、すぐに動物病院を受診するようにしてください。

 

まとめ:老犬の健康を守るためのフィラリア予防薬の活用方法

外出の機会などが減る老犬であってもフィラリアの予防は必須です。

また、老犬のフィラリア予防を行う上で重要になるポイントは以下の3点です。

  • 老犬に合ったフィラリア予防薬を選ぶ
  • 投与前には必ず健康チェックを行う
  • 投与後の副作用に注意する

老犬のフィラリア予防を行う場合、飲み込む必要がないスポットタイプやフィラリア注射が適しています。

また、フィラリア予防は健康状態を適切に把握した上で進めることが大切です。

 

老犬にフィラリア予防は必要ないと考えるのではなく、1日でも長くすこやかな毎日を送れるよう、こちらのページを参考にフィラリア予防を実施してみてはいかがでしょうか。