【解説あり】今からできるノミやダニの対策とは?効率的な掃除の方法について

【解説あり】今からできるノミやダニの対策とは?効率的な掃除の方法についてワンちゃんやねこちゃんがいるご家庭でとくに注意したいのは、ノミやダニの繁殖です。

ノミやダニが繁殖してワンちゃんやねこちゃんが噛まれると、掻きむしって毛が抜けてしまったりしてかなりかわいそうなことになりますし、病気のリスクもあります……。

 

そこで今回は「ノミ・ダニ対策」をテーマに解説します。

ノミ・ダニが繁殖しないようにするためには、予防的な掃除が欠かせません。

効率的な掃除の方法を中心にまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

 

ノミやダニの予防として効率的に掃除するためには?

ダニとノミに悩まされるノミ・ダニ対策をするうえで大事なのが、予防としての「掃除」です。

掃除によって、今いるノミ・ダニが繁殖しないようにきっちりと掃除する必要があります。

では、具体的にはどこを掃除すればいいのでしょうか。

 

ノミやダニの発生しやすい時期と場所を知っておく

まずは、そもそもノミやダニが家の中のどこにいるのか、いつ発生しやすいのか見てみましょう。

結論からいうと、ノミは13℃以上、ダニは20℃以上・湿度60%以上、つまり「春先から梅雨にかけて」が発生のピークとなります。

しかし、ノミ・ダニは基本的に一年中生息している害虫であるため、暖房が効いている秋~冬も油断は禁物です。

 

次に発生しやすい場所についてですが、野外では草むらや木など。室内ではカーペットやソファー、家具のすき間など、「暗く湿気が溜まりやすい場所」です。

また、ペットが寝ている寝床周辺も発生しやすい場所となるため、注意が必要です。

 

燻煙剤が使える場合はあらかじめ使っておく

家庭でできる効果的な予防のひとつが、「燻煙剤」です。

燻煙剤はドラッグストアなどで簡単に手に入るうえ、普段の掃除ではなかなか手が届かない場所にも駆除効果のある煙が行き届くという特徴があります。

ペットがいる家庭の場合、「使用していいのか?」と不安に思われている方も多いのですが、市販の燻煙剤は用法と容量をしっかり守れば安心して使うことができます。

また、マンションなど集合住宅にお住まいの方で「燻煙剤の使用は避けたい」という方は「燻蒸剤(ノンスモーク霧タイプ)」の使用がおすすめ。

 

ちなみに、燻煙剤は定期的(1~2週間おき)に使用することで、1回では完全に殺虫できなかったノミにも効果が出てくるといわれています。

可能であれば、定期的に使用していきましょう。

 

専門業者に任せるのも手段

  • 「定期的に燻煙剤を使うのは難しい」
  • 「徹底的に駆除したい」

という場合は、専門業者に依頼するというのもひとつの手です。

専門業者は害虫駆除のプロですので、ホームセンターなどでは取り扱っていない薬剤や機械を使用し、効果的な駆除を行ってくれます。

 

また、

  • 安全な方法でスピーディーかつ確実に駆除してくれる
  • 再発防止策を提案してくれる

などのメリットもあるため、「プロに任せたい」という方は駆除業者への依頼を検討してみてください。

 

カーペットのノミ・ダニを掃除する方法

カーペットの猫カーペットは、しっかり掃除を行わなければノミ・ダニの温床となってしまいます。

ここでは、専門業者に頼まなくてもできるカーペットの掃除方法を3パターンご紹介します。

これまで掃除機をかけていただけ、という方もぜひ実践してみてください。

 

コインランドリーの高温乾燥機がオススメ!

繁殖率の高いノミとダニですが、60℃以上の高温に20分以上さらされると死滅します。

「60℃以上を20分以上なんて、どうしたらいいの?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、実はコインランドリーに置いてある大型乾燥機を使えば簡単に対策できるのです。

 

ドラム式の大型乾燥機は70℃以上と非常に高温であるため、30分程度使用すればノミやダニを一気に駆除することができます。

カーペットをたたんでコインランドリーに持っていき、乾燥機に入れるだけ!

「洗い」「すすぎ」「脱水」は必要ありません。

数百円でできるので、ぜひ2~3か月に一度のペースで実行してみてください。

 

掃除機と粘着テープでしっかり死骸を回収!

高温乾燥機にかけることでカーペットにいるノミとダニは死滅しますが、その死骸はまだカーペットに付いたままの状態となっています。

そのため、自宅に帰ったらすぐに掃除機や粘着テープを使って死骸の吸引・除去を行いましょう。

理由は、「死骸がまた別のノミ・ダニのエサとなり、繁殖してしまうから」です。

また、死骸であっても人間やペットにとってはアレルギー発症の原因となりますので、入念に掃除機をかけるようにしてください。

 

ダニ取りシートや注入スプレーで予防しよう!

カーペットの下に置くだけで捕獲ができる「ダニ取りシート」や、注入スプレーの使用もオススメです。

大手製薬会社が販売するダニ取りシートはシート1枚で35万匹以上のダニを捕獲しているという結果を公開しており、その効果はお墨付きです。

  • 貼っていても気にならないほど薄型
  • 手頃に買える価格帯
  • ペットがいるご家庭でも安心して使える

というメリットがありますので、ぜひこういったものを使ってみてはいかがでしょうか。

 

また、スプレータイプの駆除剤も効果的です。

カーペットに噴射してノミ・ダニをしとめることができるだけでなく、ノズルの先についた針を畳に差し込んで中に噴射する「注入式」のスプレーもあります。

 

ベッドや布団のノミ・ダニを掃除する方法

布団のノミ・ダニここではベッドや布団のノミ・ダニを掃除する方法をお伝えします。

これまでは何となく掃除していた……という方も、この機会に正しい掃除方法を覚えていただければ幸いです。

 

布団乾燥機でノミやダニを駆除

布団の場合、「カーペットの掃除方法」でお伝えした方法(コインランドリーの高温乾燥機で30分以上乾燥させる)がおすすめです。

しかし、ベッドで使用するマットレスに関しては高温乾燥機の使用ができないため、市販の布団乾燥機を使用するとよいでしょう。

その場合、設定温度は「60℃以上」にし、30分以上稼働させるようにしてください。

 

スチームアイロンを使用してもOK!

布団乾燥機を持っていない場合、衣類のシワ伸ばしに使う「スチームアイロン」が使えます。

スチームアイロンの熱は100℃となるため、ノミ・ダニの退治に役立ちます。

 

方法は簡単です。

スチームアイロンを熱し、1平方メートル当たり20秒程度を意識しながらスチームをあてていきましょう。

たったこれだけでノミ・ダニ対策ができるので、ぜひ実践してみてください。

 

最後に掃除機で死骸を吸い取る

前述したように、ノミやダニの中には仲間の死骸をエサにして繁殖するものもいます。

そのため、布団乾燥機やスチームアイロンでノミやダニを駆除したあとは、念入りに掃除機をかけましょう。

 

しかし、「布団に掃除機をあてることに抵抗がある」という方も多いと思います。

そういった方にオススメなのが「布団クリーナー」です。

布団クリーナーはハンディタイプになっていることから吸引がしやすく、メーカーによっては1万円以内で購入できるものもあります。

ノミ・ダニ対策をしっかりしていきたい方は、ぜひ検討してみてください。

 

ソファーのノミ・ダニを掃除する方法

  • 60℃以上の高温で30分以上
  • しっかり掃除機をかけて死骸を除去

という基本的な流れは、カーペットやベッドと同じです。

 

しかし、ソファーはカバーが外せるタイプと外せないタイプのものがあり、どうすればいいのかお困りの方も多いと思います。

ここではその両方の掃除方法をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

 

カバーを外せるタイプは乾燥機+掃除機

カバーが外せるタイプのソファーの場合、外したカバーはカーペットや布団と同じ方法(コインランドリーの高温乾燥機を使用し、死骸を掃除機で吸引)で掃除しましょう。

本体部分は、布団乾燥機、スチームアイロンを使用するなどして対策し、駆除を行ってください。

 

カバーを外せない場合はスプレータイプ+掃除機

カバーが外せないタイプのソファーの場合は、市販のノミ・ダニ駆除スプレーを使用してください。

メーカーによって価格は変わりますが、ほとんどの製品が1,000円前後と、購入しやすい価格帯です。

使い方は簡単で、薬剤が乾燥したあとで掃除機をかけ、ノミ・ダニの死骸を吸引。これで完了となります。

 

製品によっては除菌・消臭を兼ねているものもあるため、ノミ・ダニの発生ピークに関わらず、普段から使用することをおすすめします。

 

クローゼットのノミ・ダニを掃除する方法

クローゼット暗所で湿気が溜まりやすいクローゼットはノミ・ダニの繁殖に絶好の場所です。

ここでは大切な衣類を収納しているクローゼットのノミ・ダニ駆除方法を紹介します。

 

クローゼット内の衣類はすべて洗濯する

まず、クローゼット内の衣服をすべて洗濯します。

ポイントは、

  • 60度以上のお湯を使用する
  • 高温乾燥機を使用する
  • アイロンをかける

です。

 

ちなみに、洗濯洗剤や漂白剤自体にノミ・ダニに効果的な殺虫成分は含まれていません。

そのため、ノミ・ダニの駆除が目的の場合は「60℃以上」「しっかり乾燥」を意識するようにしてください。

 

またコストはかかりますが、クリーニングに依頼するという方法も有効です。

「衣類の量が多い」「まとめて洗濯したい」という方は検討してみてはいかがでしょうか。

 

掃除機+拭き掃除でクローゼット内を衛生的に

ダニの糞や死骸などは、掃除機を使って吸い取ります。

その他の汚れなどは拭き掃除(水拭きをしたうえで乾拭きを行う)をし、クローゼット内をきれいにしてください。

 

「クローゼットのサイズ的に掃除機をかけるのは厳しい」という場合は、粘着クリーナーの使用が効果的です。

粘着クリーナーを使用し、ダニの死骸といった細かなごみを除去したあとで、拭き掃除を行ってください。

 

掃除が終わったらとにかく乾燥させる

クローゼット内の掃除後は「乾燥」が大事です。

日ごろから湿度を低く保つためには、

  • 除湿剤を使用する
  • 定期的に換気を行う
  • 湿ったものを置かない
  • 衣類を詰め込みすぎない
  • 「すのこ」を活用する

などが有効です。

「すのこ」は仕切りとして使っても効果がありますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

 

ノミやダニは予防をして掃除の手間を減らそう!

ノミダニを減らそうここではさまざまなノミ・ダニの死滅方法をご紹介いたしましたが、残念ながら100%駆除できるというわけではありません。

とくに、外に散歩に行っているワンちゃんがいるご家庭の場合、ノミ・ダニ対策をしてもまた新たなノミを外から運んでしまうことも十分考えられます。

 

そのため、ノミとダニの対策は定期的に、できれば1年中行うようにしてください。

そうすることで、ノミやダニの繁殖は抑えられ、掃除をする手間の軽減にもつながります。

 

まとめ

今回はノミとダニの掃除方法をテーマにしてお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。

ノミは非常に小さな生き物ですが、繁殖率が強く、ワンちゃんねこちゃんの健康をむしばみます。

 

とくに仔犬や仔猫を迎えたばかりのご家庭は要注意!小さなワンちゃん、ねこちゃんはたくさんのノミに吸血されることで、貧血を起こし、命に関わる場合があります。

また皮膚炎、脱毛、下痢、嘔吐を繰り返すなど重病化するケースも少なくありません。

 

ペットと暮らすご家庭は、

  • 予防をしっかり行う
  • 定期的に病院に行く

といった対策が必要です。

掃除方法に迷われた際は、ぜひ今回の記事を思い出してみてください。