ノミに刺されると人間はどうなる?猛烈なかゆみの症状・跡の見分け方・対処法
「ペットにノミがいたみたいで、自分も足がかゆい……」
「これ蚊に刺されただけ?ノミにやられてるの?」
そんな状況に陥ったことはありませんか?
この記事では、ノミに刺された人間の症状を徹底解説!
ノミならではの特徴や対処法について詳しくまとめました。
「ノミに刺されたかどうか確認したい」「どう対処すればいいかわからない」という方はぜひ参考にしてください。
目次
人間がノミに刺された時の症状
次のような場合、まずノミに刺された(噛まれた)と言って間違いないでしょう。
ノミに刺されると「ノミ刺咬症(しこうしょう)」と呼ばれる皮膚炎が起こります。
ノミが吸血する際に分泌する唾液に対するアレルギー反応が原因です。
そして、その代表的な症状が蚊の比ではない激しいかゆみなのです!
| 症状 | 特徴・注意点 |
|---|---|
| 強いかゆみ | 数日~1 ヶ月続くことがある。蚊の比ではない強さ |
| 赤いブツブツ(丘疹) | 1~2 日後に出現。複数箇所が近くに集まりやすい |
| 水ぶくれ | 初めて刺された人・免疫のない人に出やすい |
| 二次感染(とびひ・蜂窩織炎) | 細菌が入り悪化。子どもは特に注意 |
ノミ刺咬症の最大の特徴は、とにかくかゆみが強く、長引くことです。
また、必ず赤いブツブツを伴うこと、初めて刺された人は水ぶくれができやすいことも特徴として挙げられます。
さらに、かゆいからとガリガリ掻きむしったせいで細菌が入り込み、とびひや腫れを伴う蜂窩織炎ができることもあります。
症状が1〜2日後に出る理由
実は、ノミに吸血されている最中は、痛みもかゆみもほとんど感じません。
ノミ刺咬症は即時反応ではなく遅延型のアレルギー反応がほとんどで、吸血から1〜2日後に赤いブツブツや強いかゆみが出てきます。
「気づいたら足首にブツブツが……」という場合、1〜2日前にノミに刺されていた可能性が高いです。
「ノミ刺され」の特徴とは?蚊・ダニとの見分け方
ノミに刺されたのか、蚊なのか、ダニなのか……その見分け方を知っておくと、対処がスムーズです。
| 項目 | ノミ | 蚊 | ダニ(マダニ) |
|---|---|---|---|
| 刺される部位 | 【屋外】膝から下・足首に集中 【屋内】服の隙間 |
露出部全般 | わき・股間・耳の後ろなど柔らかい部位 |
| 見た目の特徴 | 赤いブツブツが集まる | 1 ヶ所が腫れる | 1 か所。赤い斑点 + 中心に刺し口 |
| かゆみの出方 | 1~2 日後(遅延型) | 刺された直後~数時間後 | 数時間後~数日後 |
| かゆみの期間 | 数日~1 ヶ月 | 数日 | 1~2 週間 |
| 水ぶくれ | ありうる(アレルギーが強い場合) | まれ | まれ |
この3点が揃えば、ノミの可能性が高いです。
ただし、室内でペットを飼っている場合は、足首に限らず服から露出している部分全般に跡が出ることがあります。
ノミに噛まれやすい人・噛まれにくい人の違い
「家族の中で自分だけが刺される」という経験をしている方もいると思いますが、これにはいくつかの理由があります。
ノミに噛まれやすい人には、いくつかの特徴があるのです。
| 噛まれやすい状況 | 理由 |
|---|---|
| ペットを初めて飼い始めた | ノミの唾液に対する免疫がゼロ。症状も重くなりやすい |
| ノミがいた部屋に引っ越してきた | 前の住人のペットが残した卵・幼虫が孵化した成虫に刺される |
| 素足・素肌を露出して生活している | ノミは床面から飛びつく。肌の露出が多いほど刺されやすい |
| 同居人の中で特定の人だけが刺される | 体温・体臭・血液型などの個人差がある可能性(諸説あり) |
「自分だけがかゆい」「同居の家族は何ともないのに」という場合、上記のような理由が関係していることがあります。
「ノミ刺され」による稀なリスクも知っておこう
ノミに刺されて最も困るのは、うんざりするほどの強いかゆみです。
ただし、稀に以下のような疾患(感染症)を媒介することがあります。
| 疾患名 | 感染ルート | 頻度 | 主な症状 |
|---|---|---|---|
| 瓜実条虫(サナダムシ) | ノミを誤飲 | ・犬猫でやや多い ・人はまれ |
肛門周囲にゴマ状の節片 |
| バルトネラ症 (猫ひっかき病の原因菌) |
ノミの糞が傷口から侵入 | まれ | ・リンパ節の腫れ ・発熱 |
| ペスト | ノミの吸血 | 日本国内では発生なし | ・歴史的事例のみ ・現在の日本では心配不要 |
ペットのノミ予防を徹底することで、これらのリスクも根本から断つことができます。
ノミに刺されたときの対処法
ノミ刺されによるかゆみは、保冷剤で冷やすことである程度やわらぎます。
掻きむしるととびひなどの二次感染につながるので、保冷剤で冷やすか、かゆみがキツい場合は市販のかゆみ止めを使いましょう。
また、特にかゆみが強い場合は皮膚科を受診することをおすすめします。
市販薬はあくまでもかゆみの対処として使い、症状が強い方は早めの受診をおすすめします。
家にノミがいるか調べる方法
「刺されたかも」と思ったら、家の中にノミがいるかどうかを確認しましょう。
「白い靴下」テスト
文字通り、白い靴下を履いてカーペットや床の上をゆっくり歩きます。
足の裏に黒いゴマ粒のようなものが付着していたら、ノミの糞の可能性があります。
ペットの毛をチェックする
目の細かいコーム(ノミ取り櫛)で毛をとかし、黒い砂粒状のものが出てきたら要注意です。
濡れたティッシュの上に乗せて赤くにじむ場合、ノミの糞(消化した血液が含まれているため)で、ノミがいる証拠です!
ペットのノミ予防が人間を守る最善策
ノミは、必ずしも人間を好んで宿主にするわけではありません。
ペットがいる環境にノミが持ち込まれることで、結果として人間にも被害が及ぶ仕組みです。
つまり、ペットのノミを予防することが確実なノミ駆除の方法といえます。
よくある質問
ここでは、ノミによる人間の症状について、よくある質問にお答えします。
Q. ノミに刺された人の症状は?
強いかゆみ・赤いブツブツ・水ぶくれが主な症状です。症状は刺されてから1〜2日後に出ることがほとんどです。かゆみは数日〜1ヶ月続くことがあり、蚊に刺されたときより長く強いのが特徴です。
Q. ノミは人に害を及ぼしますか?
A. 主な害は強いかゆみです。
稀に瓜実条虫(サナダムシ)やバルトネラ症を媒介することがありますが、ペットのノミ予防を徹底することでこれらのリスクも防げます。
Q. ノミに噛まれやすい人は?
A. ペットを初めて飼い始めた人・ノミがいた部屋に引っ越してきた人・素足で生活している人が刺されやすい傾向があります。
ノミの唾液に免疫がない人ほど症状が重くなりやすいです。
Q. ノミに噛まれた時の対処法は?
A. 患部を冷やしてかゆみを抑え、掻かないようにしてください。
また、市販のかゆみ止め(ステロイド外用剤)を塗り、症状が強い場合や高齢者の場合は早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
Q. ノミに噛まれた跡の特徴は?
A. 膝から下・足首に集中しやすく、複数の跡が近くに集まっているのが特徴です。
かゆみが1週間以上続く場合はノミの可能性が高いです。
蚊は1か所が大きく腫れるのに対し、ノミは小さい赤いブツブツが複数できる点で見分けられます。
まとめ
今回の記事では、ノミに刺された人間の症状と対処法について解説しました。
ノミの症状は数日〜1ヶ月続く強いかゆみ(ノミ刺咬症)
特徴は「膝から下に集中」「赤いブツブツ」「かゆみが長引く」
ペット未飼育者・初めて刺された人は重症化しやすい
ごく稀に瓜実条虫・バルトネラ症のリスクもある
ペットへの予防薬が、人間を守る最も確実な対策
ペットのノミ駆除薬は、もちろんペットの身を守るためのものですが、お子さんや高齢の方も含め、家族全員を守るために必要なものです。
わんにゃん薬局では、高い効果・安全性から高い人気があるノミ駆除薬を扱っています。以下の記事も参考に、最適なお薬を選んで使ってみてください!