布団のダニ対策は必須!本当に効果のある布団のダニ対策の方法は?

布団のダニ対策は必須!本当に効果のある布団のダニ対策の方法は?飼っている犬や猫が連れてきたのか、それとも他の経路からなのか、どうも布団の中にダニがいるっぽい。

  • 寝ているとやたら体がかゆくなる
  • 朝起きたら見覚えのない虫刺されの跡がある
  • 花粉症の季節でもないのに鼻がムズムズする

そんな方のために、今回の記事では布団のダニ対策について解説します。

  • 布団で繁殖しがちなダニの種類とは?
  • よく聞く布団のダニ対策は効果的なのか?
  • 本当に効果的な布団のダニ対策とは?

これらのポイントについてそれぞれまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

 

ダニが繁殖しやすい季節

ダニが繁殖しやすい季節ダニが特に繁殖しやすい季節、つまり布団のダニ対策が必要な季節は梅雨~夏の時期です。

具体的には6~9月が最も繁殖しやすいとされています。

 

というのも、ダニは温度25℃前後、湿度60%以上の環境を最も好むためです。

6~9月、湿度はダニにとって十分ですし、たいていの家庭では冷房を付けるため、温度もダニにとって適度に保たれます。

つまり、梅雨~夏の家の中は、ダニにとって天国というべき環境になってしまうのです。

 

布団に住んでいるダニ

敵を倒すには、まずは知るところから。

というわけで、ここでは布団に住んでいるダニの種類を解説します。

 

ダニは、世界的に見れば約5万種、日本に限れば約2,000種類が生息しているといわれています。

そんな中、特に家庭の布団に住み着くのはどんな種類のダニなのでしょうか?

参考元:ダニを知る

 

チリダニ(ヒョウヒダニ)

別名「ヒョウヒダニ」ともいう「チリダニ」は、体長0.3~0.4mmで、乳白色。

家の中に生息するダニのうち、70%はチリダニであるとされています。布団の他にじゅうたん、その他の家具で繁殖します。

布団に住み着きやすいのは、人の体から出る垢やフケ、汗などをエサとして好むためです。

人を刺すことはありませんが、チリダニの死骸や糞はハウスダストとなり、アレルギー性の鼻炎などを引き起こす原因になります。

 

ツメダニ

ツメダニは、体長0.3~1.0mmとチリダニよりやや大きいですが、肉眼で見つけるのは難しいサイズです。特に夏後半(8~9月)に大繁殖しやすいという特徴があります。

基本的には人を刺しませんが、ごくまれに誤って人を刺すことがあります。

ちなみに、ツメダニは人の垢やフケは食べませんが、かわりに他のダニを好んで捕食するため、チリダニが繁殖しやすい布団にも大量発生することになります。

 

ペットにとって危険なマダニはいない!でも布団のダニ対策は必須

ペットにとって危険なマダニはいないペットにとって特に有害なマダニは「屋外ダニ」であり、基本的に家の中に生息していません(ペットが持ち帰ることはありますが……)。

 

とはいえ、上記のようなチリダニ、ツメダニといった布団に生息するダニは犬や猫の体にくっつき、アレルギー性の皮膚炎などを引き起こす可能性があるため、布団のダニ対策は必須です。

次から、具体的な対策方法を見ていきましょう。

 

よくある布団のダニ対策は正解?

よくある布団のダニ対策は正解?世間一般では、

「布団を洗濯しちゃえばダニも洗い流せる」

「天日干しすればダニも干上がって死滅する」

などなど、民間療法的なダニ対策の方法がよく聞かれますが、実際に効果はあるのでしょうか?

 

というわけで、ここではよくあるダニ対策の方法や効果の有無を解説します。

 

布団を洗濯する

「ダニなんか小さい虫だし、布団ごと洗濯機に突っ込んで回してしまえば、洗い落とせる!」

そんなふうにいわれることがありますし、実践している方もいるでしょうが、残念ながらダニを駆除する効果はほとんどありません。

 

チリダニのエサになる人の垢やフケ、汗などを落とすことはできますが、チリダニもツメダニも布団の繊維にガッチリしがみついているため、家庭の洗濯機程度では洗い落とすことができないのです……。

 

布団の天日干し

「天気がいい日に布団を天日干しすれば、ダニは乾燥して死滅する」

などといわれることがありますが、実はこれもほとんど効果なしです。

 

ダニは確かに高温に弱いですが、少なくとも60℃以上の高温が必要です。

黒い不織布などで布団を覆うことで多少の効果が見られる可能性はありますが、ほぼ意味はありません。

 

布団を乾燥機にかける

「ダニは熱と乾燥に弱いので、乾燥機にかけてしまえば一掃される」

という説があります。

これは洗濯機、天日干しなどと比べればまずまずの効果がありますが、ダニを死滅させるには60℃以上の高温が必要ですし、乾燥機で処理したとしても死骸は残ってしまうので注意が必要です。

 

布団クリーナーを使用する

布団クリーナーの中には、ダニを検知する機能を備えたものなどもあるのでダニ対策にはうってつけと思われるかもしれませんが、実際のところ生きたダニを駆除する効果はほとんどありません。

 

布団クリーナーといえばハンディタイプのものが一般的ですが、吸引力がそれほど強くはないため、ガッチリ布団の繊維にしがみつく生きたダニを吸い込むことはできないのです。

ただし、ハウスダストのもとになるダニの死骸や糞などを吸引するには有効です。

 

コインランドリーで乾燥機にかける

「家にあるものでダニを駆除するのは難しいけど、コインランドリーでなら一掃できる」

といわれることがありますが、これは実際に効果があります。

 

コインランドリーの大型乾燥機であれば、十分な熱量と風量によってダニを死滅させて死骸を吹き飛ばし、実に99%の確率で駆除することが可能です。

家庭における洗濯機・乾燥機を使うよりはよほど効果があるといえるでしょう。

参考元:ダニ99%減!布団のダニ・アレルギー対策はコインランドリーが有効です

 

本当に効果的なダニの対策方法

  • ダニを殺すだけなら家庭用の乾燥機は有効(ただし死骸が残る)
  • 死骸を回収するだけなら布団クリーナーが有効(生きているダニは駆除できない)

というわけで、世間でよく聞くダニの対策方法は不十分です……。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

ここからは、本当に効果的なダニの対策方法を紹介します。

 

STEP1.家庭用乾燥機にかける

まずは家庭用の乾燥機に布団をかけ、なるべく多くのダニを死滅させましょう。

60℃以上に設定するのがコツです。

 

ちなみにこのとき、布団をあらかじめ暗所にしばらく置いておくのがおすすめです。

ダニの活動は暗所で活発化するため、布団を暗いところに置いておくと自然にモゾモゾ表に出てきます。

その状態で乾燥機にかけることで、より多くのダニを死滅させることができます。

 

STEP2.布団を洗濯する

布団を洗濯することで、ダニのエサになる人の垢やフケ、汗などを綺麗に洗い落とすことができます。

普段通りの洗濯でOKです。

たとえ乾燥機の攻撃で生き残ったダニがいたとしても、エサがなくなれば生息できなくなります。

 

STEP3.再度、乾燥機にかける

布団を洗濯機にかけた後は、普段通り再び乾燥機にかけます。

 

ここまでのステップで、多くのダニを死滅させることができ、ダニのエサも取り除くことができ、さらに布団も綺麗な状態になります。

 

STEP4.掃除機をかける

最後は、仕上げのステップです。

布団に掃除機をかけ、ダニの死骸や糞などを吸引。アレルギーの原因になるものをすべて除去します。

 

ちなみに、普段から床やカーペットの掃除に掃除機を使っている場合、掃除機にくっついたホコリなどが布団に移る可能性があるので、不安な方は布団クリーナーを使用することをおすすめします。

 

コインランドリーを使用するとより良い

上記のように、家にあるものでダニ対策は可能です……が、実は家庭用乾燥機を使う場合、1回では30%程度しか死滅させることができないという説もあります。

何回か連続して乾燥機にかけなければ意味がないわけです。

 

一方、コインランドリーの乾燥機であれば、家庭用よりもパワフルで熱量・風量ともに強いため、より少ない回数でダニを死滅させることができます。

コストはかかりますが、積極的に利用することをおすすめします。

参考元:生きたダニは洗濯で落とせない!? 衣類や布団のダニ駆除のポイント

 

ダニ予防グッズでダニの繁殖を防ぐ

「そもそも、ダニが布団にウジャウジャ繁殖しないようにしたいんですが……」

「ダニを寄せ付けないようにする方法はないの?」

そんな方のために、ここでは「ダニ予防グッズ」を紹介します。

 

防ダニ寝具を使用する

ダニを布団に寄せつけたくない方には、「防ダニ寝具」をおすすめします。

防ダニ寝具とは、簡単にいえばダニの侵入を防ぐ仕掛けを施した布団のことです。

  • 隙間のない高密度繊維を素材とする
  • 縫い目を細かくすることでダニが入り込む隙をなくす

などの工夫により、ダニが寄りつかなくなります。

参考元:ダニゼロック.com

 

滅ダニ寝具を使用する

「防ダニ」のさらに上をいく「滅ダニ」の仕掛けを施した「滅ダニ寝具」を使えば、面倒なダニ対策なしで健康的な睡眠時間の確保が可能となります。

滅ダニ寝具は、主にダニの卵の孵化を防ぐ成分を配合したシートを仕込むことで、ダニの繁殖を防ぐ仕組みを持っています。

卵の孵化を防げば世代交代ができず、自然に数は減り、最後はゼロになる仕組みです。

参考元:滅ダニ掛ふとん・敷ふとん

 

除湿シートを使用する

布団の下に除湿シートを敷くのも、ダニを予防する方法として有効です。

すでに解説したように、ダニは温度25℃前後、湿度60%という条件を好みます。

逆にいえばこの条件が揃っていない場所には寄りつかなくなるわけで、除湿効果を持つシートは予防に有効であるといえるわけです。

 

ダニ獲りシートを活用する

ダニ予防グッズとしてはスプレーなどさまざまなものがありますが、大人は良いとしても、赤ちゃんが寝るベビーベッドに使うのは気が引ける方も多いはず……。

 

そこでおすすめなのは、置くだけでダニを一網打尽にできる「ダニ獲りシート」です。誘引剤でダニをおびき寄せ、粘着性のシートで絡め取り、まとめて除去できます。

誘引剤として天然成分を使用している製品があるため、ベビーベッドにも安心して使えます。

参考元:ベビーベッドのダニ対策

 

まとめ

こちらのページでは、布団に繁殖するダニの種類や駆除・予防方法を解説してきました。

 

押さえておきたいポイントとしては、

  • 布団には主にチリダニ、ツメダニが繁殖する
  • 「布団を洗濯する」「天日干しする」などはほとんど意味がない
  • 家庭で布団のダニを駆除するなら「乾燥機」→「洗濯機」→「乾燥機」→「掃除機」
  • コインランドリーの大型乾燥機なら1回の利用で99%のダニを駆除できる
  • 「防ダニ寝具」「滅ダニ寝具」「除湿シート」などでダニを予防&駆除できる

などが挙げられます。

 

犬や猫も含め、家族がダニに悩まされない健康な生活を送るためにも、ぜひ参考にしてみてください!