フィラリア症の発症で犬の寿命はどうなる?余命の延長は可能?
こちらのページでは愛犬を健康で長生きさせたいと願うすべての飼い主に向けて、フィラリア症を発症した場合、犬の寿命にどのような影響があるのかについて紹介します。
フィラリア症による寿命への影響を把握することによって、フィラリア予防の重要性を再認識することもできるので、是非一度ご覧ください。
フィラリア症による寿命への影響
愛犬がフィラリア症を発症した場合、寿命が短くなる可能性があります。
特に、フィラリア症の治療を受けなかった場合、寿命が短くなる可能性が高くなる上に急性症状による死に至るリスクも高まります。
そのため、フィラリア症を発症しないように日ごろからのフィラリア予防が必須です。
発症した場合の余命
フィラリア症を発症した犬の余命は、症状の進行具合や治療の有無によって異なります。
発症したフィラリア症が感染初期である場合、適切な対処で余命を延ばすことは可能です。
しかし、フィラリア症が進行してしまっていた場合、余命はかなり短くなっている可能性があります。
もちろん、フィラリア症が感染初期であっても適切な対処をしなかった場合は、余命がかなり短くなる可能性が高いです。
フィラリア症は治療できる?
フィラリア症を発症しても治療は可能です。
フィラリア症の治療として行われるのが以下の方法です。
- 外科手術での摘出
- 駆除薬での駆除
- 対症療法
外科手術は体内に寄生しているフィラリアを直接摘出する方法や駆除薬を用いた方法は体内からフィラリアを排除するのには効果的です。
しかし、これらの治療法は愛犬の年齢や体力、フィラリア症の進行状況などによっては選択できない場合もあります。
年齢や体力的に上記の治療が無理と判断された場合は、あらわれる症状を和らげる対症療法が選択されます。
また、フィラリア症の治療を受けたとしてもフィラリアによって傷つけられた血管や心臓が元に戻ることはありません。
そのため、治療後も生涯にわたっての治療が必要になってしまいます。
フィラリア予防の重要性
フィラリア症は犬の寿命を短くする可能性があり、発症してしまうと生涯にわたっての治療が必要になります。
しかし、適切な予防を実施することでほぼ100%防ぐことができます。
だからこそ、フィラリア症は発症してから治療をするのではなく、発症しないように予防することが何よりも大切です。
まとめ:フィラリア感染から愛犬を守り寿命を延ばす方法
こちらのページで紹介してきた情報をまとめた3つのポイントがこちら。
- フィラリア症によって寿命がかなり短くなる可能性がある
- 適切な治療で余命を延長することができる
- 寿命を短くしないためにも予防で確実に防ぐことが肝心
フィラリア症を発症すると寿命が短くなる可能性がありますが、フィラリア症になったとしても早期治療で余命を延ばすことが可能です。
しかし、フィラリア症は予防でほぼ100%発症を防げる病気だからこそ、愛犬の命を危険にさらすようなことはせず、適切にフィラリア予防をしてあげるようにしましょう。